STORY

3/1日曜日　スペインワイン会～リーガエスパニョールとワイン産地を巡る～を開催させていただきました。以前よりワイン会で取り上げたいと考えていたスペインワインですが今回ついに開催する事ができました。

スペインといえば最近では日本人サッカー選手、久保建英選手の活躍でスペイン1部リーグエスパニョーラが盛り上がりをみせています。そんな事もあり今回はこの久保建英選手のゆかりあるサッカーチーム、バルセロナ→レアルマドリード→マヨルカのワインをホームスタジアムのご紹介とともにご説明させていただきました。
さらに今回はオードブルからデザートまでスペイン料理のコースでご用意させていただきました。
スペインのシャンパーニュ方式で生産されるスパークリングワイン「カヴァ」をウエルカムドリンクでご用意させていただきました。あまり知られていませんが、初めてカヴァが誕生したのはバルセロナの地でした。
銀河系最強軍団レアル･マドリードのワインはリオハの名門「ボデガス･アルタンザ」で作られるDOCaワインです。作柄の良くない年にはワインをリリースしないこだわりを見せ、今回ご用意した2005ヴィンテージはロバート･パーカーに2030年まで飲み頃と言われるモンスターワインです。
レアル･マドリードの名前を名乗るにふさわしいワインです。

マヨルカのワインは日本に輸入されるのは極めて少数で現地消費メインのリゾートワインです。
私も今回初めて、マントネグロ、カリョットというマヨルカ島土着品種で生産されたワインをテイスティングしましたが、キュートなエチケットからかけ離れたテイストで、糖度が高く、豊かなアロマを感じさせながらの突出した個性に驚きました。時間が経つと変化が楽しめるワインでもありました。
また、元FCバルセロナ、スペインの至宝イニエスタ選手のワイナリーもご紹介させていただきました。
ワールドカップ優勝を決めたシーンをエチケットにしたワインも話題性ありますが、なんといっても高樹齢のボバルから作られるコラソン･ロコ･ボバルの完成度の高さはイニエスタ選手のプレーを彷彿させます。
お料理は、ピンチョス、トルティージャ、ガスパチョにイベリコ豚、デザートにはバスク風チーズケーキとスペイン料理のコースをご用意いたしました。
やはりスペインワインとのスペイン料理の相性はとても良い印象をうけました。
久保選手はまだ未成年なのでスペインワインをまだ飲めないんだなぁとお客様がおしゃっていた言葉が印象的でした。是非これからも久保選手にはスペインで活躍してもらいたいです。
今回は紹介出来ませんでしたが、また機会があればスペインならではのシェリーやサングリアもご紹介したいです。
最後になりましたが、このような時期ににも関わらずワイン会へのご参加感謝致します。
次回のワイン会もどうぞよろしくお願い致します。

　ソムリエ　猪股